滋賀県 長浜市 にあるトレーニングの教室
Personal Gym JUMBO代表トレーナーの渡部です!
年老いていくことは、どんな人間にも避けることはできません。
皆さんはこの変えられない事実に対し、
どのような思いを抱きますか?
平均寿命が延伸した現在、
「人生100年」
と呼ばれ、定年となる65歳を超えても働く人が増えています。
加齢に伴って身体がどのように変化していくのか
それを知ることで、
これから何ができるのか見えてくると思います。
加齢に伴うカラダの変化には、
・最大酸素摂取量
全身の持久力や呼吸循環器の機能を総合評価する信頼性の高い指標
・筋力
この2つの低下が起こります。
まずは、加齢と最大酸素摂取量の関係について解説します。
加齢による最大酸素摂取量は、
20~25歳をピークにして、それ以後男女ともに低下していきます。
また、年齢を重ねるごとに最大酸素摂取量の低下が加速し
70歳以後からは、さらに低下が加速していきます。
次に、加齢と筋力の関係について。
加齢による筋力は、
30歳頃をピークに低下し始め、
60歳までは低下が緩やかで、80歳以後さらに加速していきます。
また、この低下には、
『筋肉量の減少』 と 『筋機能の低下』
が関係していることがわかっています。
筋肉には、
有酸素運動が得意なものと瞬発系の運動が得意なものがあります。
筋肉量の減少は、
加齢とともに素早い動作が日常生活の中で少なくなることが原因となり、
瞬発系の運動が得意な筋肉が縮むことで起こるのではないか
と指摘されています。
筋機能の低下は、
筋力の発揮に関わる
筋の繊維を支配している神経の源が減少することで起こります。
この神経の源の減少は、瞬発系の運動が得意なもので著しく見られます。
神経の源が減少した結果、
エネルギー供給能力、筋肉の収縮力、収縮速度の低下
を招くということです。
私たち人間は、加齢に逆らうことができるのか…
最大酸素摂取量の低下、筋力の低下
どちらの面においても逆らうことは可能です。
最大酸素摂取量の低下に対しては、
運動の強度を高くし、
運動時間や頻度を多くすることで体力を維持することができます。
筋力の低下に対しては、
どの年代からトレーニングを開始しても
筋肥大、神経系の筋機能の回復や改善が期待できます。
最後まで人生現役であるために
運動習慣を獲得し、加齢に逆らい、生き抜いてやりましょう!