滋賀県 長浜市 にあるトレーニングの教室
Personal Gym JUMBO代表トレーナーの渡部です!

 

運動、食生活、喫煙、ストレスなどの生活習慣が原因で起こる生活習慣病。
今回は、糖尿病について解説していきます。

 

糖尿病とは
 『1型糖尿病』『2型糖尿病』に大別されます。

 

■1型糖尿病
  ホルモンの一種である
  「インスリン」がつくられる細胞が破壊されることで発症。
  注射によりインスリンを投与しない限り、
  生命を維持できなくなってしまう状態になってしまいます。

 

■2型糖尿病
  肥満、過食、運動不足、ストレスのような生活習慣や遺伝要因など複数の原因が関与。
  いずれにしても、インスリン抵抗性が高まることにより発症します。

 

インスリンとは…
 膵臓で生み出されるホルモン糖の代謝を調節します。

 

「インスリン感受性」
  筋がグルコースを取り込む速度のこと
   取り込む速度が速い➡感受性が高い
   取り込む速度が遅い➡感受性が低い  というように表現します。

 

糖尿病になると…
 血中の糖濃度が高くなりすぎると、
 腎臓で糖を再吸収しきれなくなり、糖が尿に混じって排出されます。
  ・多尿:尿の濃度が上昇し、多くの体内水分が尿によって排出される
  ・頻尿:尿の回数が増加する
  ・口渇:体内の水分量が減少するため、脱水症状を起こしやすくなる
  ・多飲:口渇の結果、水分を多量に摂る傾向にある。
 また、進行した場合、以下のような合併症を引き起こします。
  ・細小血管障害
    網膜障害(失明)、腎臓障害(腎機能低下)、神経障害(味覚障害・立ちくらみ)
  ・大血管障害
    狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患

 

運動による効果
 日頃から活動的な人では、そうでない人に比べ、インスリン感受性が高いです。
 運動習慣を身につけることは、
 一般的に、インスリン感受性低下を防止し、糖尿病予防につながります。
 2型糖尿病患者の場合、有効な治療手段となります。
 しかし、運動を行う時間帯を考慮する必要があり、
 血糖や血漿インスリン濃度がピークに達する
 食後30~60分に実施することが望ましいとされています。