滋賀県 長浜市 にあるトレーニングの教室
Personal Gym JUMBO代表トレーナーの渡部です!
エネルギーを産み出したり、身体をつくり上げるなど、
人間が生体活動を継続するために必要な物質である
『栄養素』というものがあります。
・タンパク質
・脂質
・炭水化物
・ミネラル
・ビタミン
これらの栄養素は『五大栄養素』と呼ばれ、
1:エネルギーの供給源
2:身体の構成成分
3:生理作用の調節に関与
といった主な働きをします。
タンパク質は、
約20種類のアミノ酸からつくられていて、100~1000のアミノ酸が
鎖状に結びついています。
筋肉や臓器などをつくったり、酵素やホルモン、免疫体などに合成されるなど
重要な生理機能に関わっています。
脂質は、
グリセロールに脂肪酸が付いたもの
脂肪酸は40種類ほどあり、どのような割合で含まれるかで
油脂の働き、栄養価が異なります。
・細胞膜や血液などの構成成分とその働きの維持
・体脂肪として体温の維持
・衝撃から内臓を保護するクッション
といった役割を担います。
炭水化物は、
最小単位のものを「単糖」といい、
細胞に取り込まれ、エネルギー源になります。
そして、単糖が多数結合したものを「多糖類」といい、
その中でも、
エネルギー源になる「消化性多糖類(糖質)」
と
消化されずに大腸まで運ばれる「難消化性多糖類(食物繊維)」
の2種類に分けられます。
ミネラルは、
体内では、約9割が骨に、1割が筋肉に存在します。
必要不可欠なものを「必須ミネラル」といい、
『1日あたり100㎎以上』
の摂取が必要なものを「主要ミネラル」といいます。
・骨や歯などの構成成分
・筋肉、皮膚、臓器の構成成分
・体内で浸透圧やpHを調節
・体内の化学反応に関わる酵素の働きを助ける補酵素
といった役割を担います。
ビタミンは、
『㎎(ミリグラム)』や『㎍(マイクログラム)』のようなレベルの
微量で働くため「微量栄養素」といわれます。
また、「水溶性」と「脂溶性」に分かれます。
・エネルギー代謝
・体組織をつくるための「新陳代謝」に必要な酵素の働きを助ける補酵素
といった役割を担います。
次回からこの五大栄養素を一つずつ掘り下げていきたいと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。