滋賀県 長浜市 にあるトレーニングの教室
Personal Gym JUMBO代表トレーナーの渡部です!

 

身体をつくる上で必要なタンパク質。
どのような食材から摂取すればよいのか…
適正摂取量はどれくらいなのか…
それらを知り、日々の食事の内容に役立てて頂ければ幸いです。

 

タンパク質は、
アミノ酸からつくられていて、
100~1000のアミノ酸が鎖状に結びついています。

 

食品から摂取するタンパク質には、
  ・動物性タンパク質…卵・牛肉・乳製品
  ・植物性タンパク質…穀類・豆類
の2つに分類されます。
動物性タンパク質は、人間のタンパク質のつくりとよく似ていて、
体内で消化、吸収の後、タンパク質を合成するときの材料が
バランスよく含まれています。

 

アミノ酸はタンパク質を構成する材料で、
20種類あり、ひとつでも欠けるとタンパク質を合成できません。
またアミノ酸にも、
必要に応じて体内で合成できる『非必須アミノ酸』
  アスパラギン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・グリシン
  グルタミン・グルタミン酸・システイン・セリン・チロシン・プロリン
と、
合成できず、食品等から摂取する必要がある『必須アミノ酸』
  BCAA【バリン・ロイシン・イソロイシン】
  スレオニン・トリプトファン・ヒスチジン
  フェニルアラニン・メチオニン・リジン
の2種類があります。

 

タンパク質には、
  ・構造する…筋肉など様々な筋組織をつくる働き
  ・作用する…ホルモンや筋肉にエネルギーを貯めるときに働く酵素の主成分になる
  ・源になる…筋収縮のエネルギー源になる
この3つの役割を担っています。

 

では、適正な摂取量はどれくらいなのか?
1日のタンパク質摂取基準として、
  男性の場合、12歳以上から60~65gほど
  女性の場合、10歳以上から50~55gほど   とされています。
また、激しい運動や筋肥大を目的としたトレーニングを行う場合、
体重1kgあたり、1.5~2.0gの摂取が推奨されています。

 

過剰摂取すると、
体外への排出、脂肪への変換が起こります。
体外へ排出するとき、血液が酸性に傾くことを中和するため、
カルシウムを骨から溶かして消費してしまいます。