滋賀県 長浜市 にあるトレーニングの教室
Personal Gym JUMBO代表トレーナーの渡部です!

 

寒い季節になると
  「ビタミンCを摂取して風邪を予防しよう」
というような広告とともに酸っぱい系の飲料が販売されます。
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、不足すると脱力感や疲労感を招きます。
実は、このビタミンCの摂取が風邪の予防及び治療に有効であるという
実証はされていません。

 

ビタミンがどのような役割を知り、満遍なく摂取しましょう!

 

生物の生存に微量ではあるものの
必要不可欠な栄養素を『微量栄養素』といい、
その中でも、有機物をビタミンといいます。
  ・エネルギー代謝の調節
  ・組織の合成過程の制御に関与する   といった役割があり、
欠乏すると、
欠乏したビタミンそれぞれの疾病が発現したり、成長に障害が出ます。

 

13種類あり、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分類されます。

 

脂溶性ビタミンは、
 水に溶けにくく、油に溶けやすいビタミンの総称です。
 生体の脂肪組織中に蓄積され、日々の摂取は必要ありません。
 過剰に摂取された場合は、有害になります。
 また、油と一緒に摂取することで吸収率が高まります。
 種類と欠乏症状については以下の通りです。
  ビタミンA …眼球乾燥症、夜盲症
  ビタミンD …骨軟化症
  ビタミンE …循環障害
  ビタミンK …低プロトロンビン血症

 

水溶性ビタミンは、
 水に溶けやすいビタミンの総称です。
 体内に蓄積されないため、日々、摂取する必要があります。
 過剰に摂取された場合は、尿中に排泄されるものがほとんどです。
 種類と欠乏症状は以下の通りです。
  ビタミンB₁ …脚気
  ビタミンB₂ …口唇炎、口角炎、角膜炎
  ナイアシン …皮膚炎、胃腸炎、神経症状
  ビタミンB₆ …過敏症、けいれん、腎結石
  パントテン酸…疲労、睡眠障害、吐き気
  葉酸    …貧血、胃腸障害、吐き気
  ビタミンB₁₂…貧血、神経障害
  ビオチン  …疲労、抑うつ症状、吐き気、皮膚炎
  ビタミンC …壊血病