滋賀県 長浜市 にある隠れ家的パーソナルジム
Personal Gym JUMBO代表トレーナーの渡部です!

 

前回の記事では、
私たちの食生活に溶け込んでいる「GI値」について解説しました。
そして、この「GI値」にはちょっとした欠点があることにも触れました。
皆さん、動画はご覧になりましたか?
動画はさておき、

 

GI値が表しているのは、
「1食でニンジン4本を食べきる」というもの。
私たちが一般的に食べる1食量を加味しておらず、いかに現実的ではないことが伝わったかと思います。
そこで、
その「1食分を考慮した考え方」が登場しました。
それが、「GL値」です。

 

GL値とは、
食事で摂取した炭水化物の質と量を同時に示すもので、
「Glycemic Load【グリセミックロード】」の略になります。

 

GL値は下の式で求められます。
『食品に含まれる炭水化物の量(g)×GI値÷100』
血糖値の上がりやすさを示すGIに、炭水化物量を掛けることで、
低GIでもたくさん食べれば数値は上がり、逆に、高GIでも少量であればそこまで上がらない
という仕様になっています。

 

また、算出された値が
 10以下の食品を「低GL」
 11~19を「中GL」
 20以上を「高GL」
と定義されています。

 

この算出式により、
GI値では中・低に該当していた食品が、GL値になると高GL食品に該当する場合があります。
GI値だけを鵜呑みにした結果、高血糖やダイエット失敗をも招く可能性があるということです。
最近は、GL値が主流となってきています。
正しい知識を持ち、血糖値を急上昇させない食生活を心掛けましょう。

 

次回は、「代謝を利用して痩せる」について投稿します。
どうぞよろしくお願いします💁‍♂️